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俺の布山はエベレスト/^o^\

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バスト補正の話 その6
もうこのシリーズもいったんこれで打ち止めですかね。
せっかくなのでこの間のCookieの補正も載せとこうと思います。
Cookieはラグラン袖なので、袖幅が大丈夫なら袖はいじらないでおこうと思っていました。
実際、測ってみたら、袖には十分余裕があったのでいじらないことにしました。


まず、ジャケットなので原型に対してどのくらいのゆとりを入れるか決める。
ぐるりで原型+7cmくらいでいいかな、と脳内会議にて決定。



後身頃は半身で5mm、わで幅を出した。






それに合わせて、後ヨークと見返しも同じく半身で5mm、わで幅を出す。



次は前。



前身頃は不自然じゃないようにギャザー部分でさりげなく開く。
原型と合わせてみて、3cm開くことにする。
ほぼ原形と同じくらいの大きさだったので、ここまでで後合計1cm、前合計6cm、
ぐるりで7cmの余裕が入る計算です。




前身頃はギャザーが入るので、同じ大きさでは開かず、半量の1.5cmを目安にして、
襟ぐりは別に大きくする必要がなかったので扇形に切り開いた。





前ヨークを扇形に切り開いたことにより、襟ぐりのカーブの角度が変わっているので。
見返しも新しい前ヨークの形に合わせて(トレースして)描きかえておく。

裾のリブはどうしようか迷ったけど、ニットなので3cm広げた前身頃に対して
半量ので1.5cm切り開いた。
実際に縫う前に伸ばしながら仮止めして問題なかったのでそのまま1.5cmを採用。




できあがり。
面倒っちゃ面倒ですが、補正自体はこの一連の作業で30分くらいです。
もちろん慣れてきているということもあるけど!
慣れてない時でも1時間もあればできてかな...。
着られないものを量産しているなら、一手間かけてみてもいいんじゃないかしら。


ある程度、自分の中で方法論を確立できたんじゃないかなと思ってます。
もちろん自己流ですが。
補正のいらない体系になる≒痩せる!痩せればいい!とも思ってましたがw
でもそもそもそういうものでもないよね。
痩せたってなで肩は変わらないし、厚みのある円柱体系だし、
今より痩せている時から胸は大きかったし。
痩せたらデブ補正はいらなくなるかもしれないけど、結局は補正は必要なんだな、と。
トルソと同じ比率じゃないんだもん。
ここがゴールではないので、これからも勉強とチャレンジは続けていきますyo!
身に付けられたら一生モノの技術だもんね(´∀`)

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