"補正"カテゴリーの記事一覧
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もうこのシリーズもいったんこれで打ち止めですかね。
せっかくなのでこの間のCookieの補正も載せとこうと思います。
Cookieはラグラン袖なので、袖幅が大丈夫なら袖はいじらないでおこうと思っていました。
実際、測ってみたら、袖には十分余裕があったのでいじらないことにしました。
まず、ジャケットなので原型に対してどのくらいのゆとりを入れるか決める。
ぐるりで原型+7cmくらいでいいかな、と脳内会議にて決定。
後身頃は半身で5mm、わで幅を出した。
それに合わせて、後ヨークと見返しも同じく半身で5mm、わで幅を出す。
次は前。
前身頃は不自然じゃないようにギャザー部分でさりげなく開く。
原型と合わせてみて、3cm開くことにする。
ほぼ原形と同じくらいの大きさだったので、ここまでで後合計1cm、前合計6cm、
ぐるりで7cmの余裕が入る計算です。
前身頃はギャザーが入るので、同じ大きさでは開かず、半量の1.5cmを目安にして、
襟ぐりは別に大きくする必要がなかったので扇形に切り開いた。
前ヨークを扇形に切り開いたことにより、襟ぐりのカーブの角度が変わっているので。
見返しも新しい前ヨークの形に合わせて(トレースして)描きかえておく。
裾のリブはどうしようか迷ったけど、ニットなので3cm広げた前身頃に対して
半量ので1.5cm切り開いた。
実際に縫う前に伸ばしながら仮止めして問題なかったのでそのまま1.5cmを採用。
できあがり。
面倒っちゃ面倒ですが、補正自体はこの一連の作業で30分くらいです。
もちろん慣れてきているということもあるけど!
慣れてない時でも1時間もあればできてかな...。
着られないものを量産しているなら、一手間かけてみてもいいんじゃないかしら。
ある程度、自分の中で方法論を確立できたんじゃないかなと思ってます。
もちろん自己流ですが。
補正のいらない体系になる≒痩せる!痩せればいい!とも思ってましたがw
でもそもそもそういうものでもないよね。
痩せたってなで肩は変わらないし、厚みのある円柱体系だし、
今より痩せている時から胸は大きかったし。
痩せたらデブ補正はいらなくなるかもしれないけど、結局は補正は必要なんだな、と。
トルソと同じ比率じゃないんだもん。
ここがゴールではないので、これからも勉強とチャレンジは続けていきますyo!
身に付けられたら一生モノの技術だもんね(´∀`)PR -
今度は前身頃。
のっけてみる。
幅が!足らない!!! ・゚・(つД`)・゚・
襟ぐりのくりが深すぎるかなーと思ってちょっと浅く修正。
切り取って、比較。
切り取って、比較その2。
上にしてみたり、下にしてみたり。
袖ぐりも足らなさそう。
切り開くための補助線を適当に入れる。
きっとホントはその線の決め方があるんだろうけどねぇ...。
切り離す。
自分の腕の付け根のことを考える。
原型と比べて、肩と袖底の間の高さが変わらなければ、そのまま横に平行にスライドさせる。
肩から袖底までの高さが原型と違えば違うほど、調節が必要ってことです。
肩から袖底までの高さが原型に対して高すぎれば脇に食い込むし、
低すぎければモモンガになる。
で、私の場合は下げないとダメだったので、今回は下げながら広げる方向性で。
写真の上と下で、切り離した脇側パーツの高さが変わっているの分かりますか?
上の写真は高さを変えずに平行に、下の写真は下げながら幅を広げてます。
原型に合わせて、どれくらい幅を広げるか、袖底を下げるか決めてバランスよく配置する。
ちょうどいいあたりでマステで仮止め。
後に紙を当てておいて、袖ぐりをつながりよく、修正。
修正というか、ほぼ描き直しというか...。
縫い代を付ける。
私は必殺☆縫い代ガイドでシャーっと付けちゃった。
ダーツがあればダーツも描き直し。
始点と終点はそのまま生かしちゃった。めんどうで...ヽ(;´Д`)ノ
出来上がり通りに折ってみて確認。
飛びだしたり足りないところがあれば切り落としたり、紙を足したりしてツジツマを合わせる。
後身頃と脇線の長さを合わせて、裾のガタガタの高さを合わせる。
袖ぐりをいじったので、袖山も合わせて修正しないといけないのよねヽ(;´Д`)ノ
斜めに切り開いて、極力太さを変えない方向性と、
平行に切り開いて全体を太くする方向性がありますが、お好みで。
腕が太いなら思いっきり切り開いちゃってフレアスリーブか、
フレアスリーブを袖口で絞ってパフスリーブにするのも一つの手段。
なんていったって簡単だし。
今回はあまり太さは変えない方向性で。
本来なら、補正って身頃の前も後ろも入れるもんなんだよね???
でも、胸が大きい場合は、後身頃をピッタリにして前身頃を大きく補正した方が
上手くいく気がしてます。
アネの補正メモにも、サイズが大きいのとバストが大きいのは全く違うって書いてあったし。
機械的にグレーディングして数値だけぴったりでも、ダメなんだよね。
私の場合バスト寸を合わせて拡大or縮小出力したPDFパターンでも、
背中は余るのに、胸がキッツキツで脇に食い込んでシワが入る。
同じことが色々な体系の人に言えるんじゃないですかね。
痩せ形なのに肩幅が広くていかり肩の人は、小さ目に出力してから
原型に合わせて肩傾斜を上げて肩幅を広げるか、
通常サイズで出力して上記の操作をしてからその分を「わ」や袖ぐりで削るとか。
オッパイのカップ数が極端に小さい場合は、前身頃を基準にパターンを出力して
後身頃を「わ」や肩や袖ぐりのどこかで幅を出すか。
ただ後身頃を肩で幅を出すと前でも出さないといけないから、
基準よりも小さく出力しないとダメだな…。
痩せ形の貧乳さんだと腕も細いだろうから、袖ぐりで幅を出すのは厳しいな...。
とか考え出すと難しいですね。
でも、これも自分の体形に合わせて補正してある原型を作ってしまえば
それに合わせていくだけなんで、カットソーくらいならそこまで難しくはないかも。
布帛ものだと、もうちょっと色々考えないといけないだろうけど。
そもそも、文化の原型にしたって、既成のパターンにしたって、
ほとんどがトルソの黄金比に合わせて作ってある訳でどのパターンだとしても
補正は同じ路線になると思うんだよね。
私の場合は後身頃に合わせて出力、なで肩なので肩傾斜を下げて、
袖ぐりから前身頃を切り開く、ってパターンが多いですかね。
それに、同じお店だと拡大縮小率はだいたいいつも同じだしね。
海外パターンだとあまり操作しなくていいんだけど...。
どのくらい原型に対してどのくらいゆるみを入れればいいのか、ということは
ミセスのスタイルブックか誌上パターン塾でも見ればいいんじゃないかしら。
カットソーやブラウスならいいけど、コートとかだとちょっと見当が付きにくいし。
こんな感じでいつもやってます。
これでいいのかは...?どうなんだろう。
特に袖のあたりは自信ないw
前身頃だけ補正した時は、袖も前身頃側だけ補正するのか?とか。
とはいえ、カットソーくらいならこれで大丈夫っぽい。
適当にやってた頃より、勝率は劇的に上がりました(ΦωΦ)
もうちょっと上級者になったらダーツで補正も盛り込んでいきたいな...(遠い目
今回はパターンの線が見えるように、写真をいじってるのであんまりキレイじゃなくて
見苦しくて申し訳ない。
これが正解、ってことではなく、こういう手段もあるんだなー程度にとらえていただけると
幸いです。
追記:文化式の原型を自動計算してくれるexcelのファイルを置いてくださってるブログ → ★
旧の方ですが、補正目的ならこっちでも充分じゃないですかね(∩´∀`)∩ -
最初に断っておくと、超自己流です。
私は専門的な学校に行ったことはないし、パターンの勉強もしたことないし、
やる気がまぁまぁあるだけのド素人であるということで、色々ご容赦いただきたい。
諸先輩方、間違えている箇所はぜひ教えてください。
ということでよろしくお願いいたします。これはMY原型(文化の新原型・オッパイ補正にはそんなに必要ないのでウエストダーツは省略してある)。
体系に合わせて補正済みです。けっこうかさばるし、邪魔なので穴を開けて普段はS字フックでぶら下げてます。
左:前身頃
右:後身頃
後身頃がツギハギなのは、ただ工作用紙が足りなかったからで特に意味はないです(ΦωΦ)
前身頃のダーツを、袖ぐりとウエストに展開したものも作ってあります。
って書きながら思ったけど、袖ぐりにダーツが入ってる方が元だったわヽ(;´Д`)ノ
普段、脇に展開してあるものしか使わないからうっかりした...。
後身頃からいってみましょーか。
今回は、アネのRisheをやってみます。
貼り合わせしたパターンにのっけて、原型とどんなふうに違うか観察する。
ちょっと分かりにくいのでパターンを切ってみた。
原型を作っておくと、丈なんかもどんな感じか分かりやすいですね。
元と比べてどのくらい長いor短いかで比較できるので。
縫い代部分を避けて原型をのせてみる。
肩傾斜を下げた方がいいかなーとか、
原型よりちょこっと横幅が小さいけどカットソーだしこのくらいなら大丈夫かなーなどと考える。
袖ぐりの長さや、袖底の高さの比較も忘れずに。
長さだけ合ってても、袖底が高いと脇に食い込んできたりするし、
逆に下がっててもモモンガみたいになったりするし。
痩せ形は骨の形に収束していくけど、デブは同じデブでも肉付きは人それぞれだから
色々難しいんだよ( ´Д`) ハァ...
今回は後身頃は補正するほどでもないかな、という判断にしました。
カットソーだし。
ここで補正する場合は、幅の場合は
1・わ、で出すor削る
2・肩で、切り開くorたたむ(肩幅が変わる)
3・袖ぐりで切り開くorたたむ(袖ぐりの長さが変わる・袖の補正も必要)
の順番で難易度が上がっていきます。
簡単なのはただ平行に切り開いたり、たたんだりすることだと思いますが、
ご自分の技量に合わせて斜めに切り開くとか、ダーツを入れて余分を吸収とかすればいいかと。
たなとも先生のお話だと、袖ぐりがちょうどいいのに、オッパイ部分が足らない時は
袖ぐりを引き上げてオッパイ部分の幅を出し、その分ウエストが余ったらウエストダーツを入れて
調節というのもありましたが、それはなかなかの上級編だヽ(;´Д`)ノ
ちなみに私はなで肩・肩幅狭い・巨乳、腕が太いの4重苦で袖ぐりで調節しています (''A`)
長くなったので、前身頃はその5に続く...。 -
補正後の確認のため、試作。
やる気0のシワシワ写真でスマンです(;´Д`)
藤色のてれんてれんのモダールです。
補正メモ:
後ろ身頃はわで半身5mm、計1cm削る。
前身頃は袖ぐりから垂直に切り、半身で3.5cm平行に切り開く。
袖山も袖ぐりに合わせて、適当に切り開く。
丈は生地に合わせて、延ばせるだけ延ばした。
割といい感じだったんだけど…。
袖ぐりをいじる時に平行に動かすだけで下には下げなかったので、袖ぐりの運動量は確保できても
なんだか腋の下でモチャッと溜まるモモンガ風になっちゃった...。
補正は難しいねぇ。
次は、3cm平行に切り開いて、1cmくらい下げてみようかなと思います。
この年度末で転勤になりました。
合わせて、4年間2人で二人三脚でやってきた直属の上司も定年退職します。
昨日はその上司の送別会をやったんですが、幹事だというのに号泣でした。
もうこんな素晴らしい上司には出会えないだろうな…。
寂しくてたまりません。
退職後は、南の島に奥さんと移住されるそうでもうめったなことでは会えません。
転勤で仲間と離れる事よりも、上司との別れが辛い。
昨日、泣きすぎて顔がパンパンです(´・ω・`)
4月から、また新しい環境です。
仕事内容は同じだけど、不安もありますね。
きっとしばらくは忙しいけど、洋裁で気分転換しながら頑張れたらいいなと思ってます。
こういう時、没頭できてリフレッシュできる趣味があるって素晴らしいなと思う訳です。
ブログ更新できるかな…(;´Д`)
できたらいいな。
31日まであと少し。
色々心残りが無いよう、頑張ります。 -
文化式原型成人女子用
ミセスのスタイルブックを見ながらえっちらおっちら原型を作りました。
昔のダーツ無しの原型じゃなくて、新しい方の成人女子用ってやつです。
こんなの。
ipodで撮った画像だから荒いね(;´Д`)
ごめんなさい。
しかし、これ間違えてた事が判明。
背丈の計り方をだいぶ間違えてました(;´Д`)
とはいっても、大事なのはバスト寸なので、背丈はそれほど影響しないので、そのまま続行。
本来は下着だけつけて試着するものなんでしょうが、撮影用に薄手のババシャツの上から着ました。
やはり着丈長いw
雰囲気を大事にしてw余ってたスレキで作ってみた。
もうね、正面から見ただけで分かる。
肩浮きまくり、余りまくり...。
横からみた感じ。
さすがに、自分のサイズを測って作ったものなので。ダーツなんかのフィット感はいい感じなのですが!
最初、背中のダーツも縫っておいたら、かぶりでは着れなかったよ!(当たり前
あちこちつまんでみて、ピンで留めたり、ペンで書き込みしながら補正への道を探りました。
どうせ、背丈も間違えてたことだし、補正を盛り込んで作り直した原型がこれ。
一応、コレだけ見てもなんのこっちゃ...ですよねw
肩の傾斜を肩先で1cm下げる。
肩先を2cm削る。
前身頃のダーツを突合せた時に、違和感のないレベルまで袖ぐりをなめらかな曲線にする。
(修正前は思いっきりガックン!と凹みまくってて、ちょっとは滑らかにしてみたけど
腕が入らないんじゃないかと不安で、あまり膨らませなかったw)
の3点。
なんかここまで作ったら気が済んじゃって、こっちの仮縫いはまだしてません!(オイ
っていうかー、これでパターンひく訳じゃないしー、もういいかなってーーーー...。
そうです。
別に、これでミセスのスタイルブックを見ながら、パターンをひこうと思ってたわけではなく、
たなともさんが前回のバスト補正のエントリに、原型ひいて、補正してみたらどう?という
コメントを下さってて、補正mojoをいただいてやってみたのですねん。
で、今後はこの原型とパターンを比較して、パターン補正をすればいいと!
そういうことなのです。ハイ。
売ってるパターンだと、袖ぐりにダーツ入ってるパターンはほとんどないので、
袖ぐりのダーツをつぶして、脇側に展開している原型も作っておこうと思います( ´∀`)
ずっと原型までひくのは敷居が高いな...というか、それで服を作ったこともあったんだけど
専門的に勉強をしたことのない私としてはどうも納得のいく出来ではなく...。
で、買ったパターンヽ(´ー`)ノマンセーだったんですがw 補正に使うというのは目からウロコでした。
というか、基本中の基本だっつーのにねw
やってみたら、意外と楽しかったです。
四つ切画用紙2枚でできましたよん。(近所西友で5枚で200円弱くらいでした) -
ずいぶん、間隔が空いてしまいました...。
大阪に行った時にダメなカーディガンを持っていって、たなともさんにバスト補正の話を伺いました。
そうです、なぜ、シワが入るのか!というあの話です。
早くエントリーに起こしておかないと私も忘れちゃいそうだから書いておく!!!
まずですね、たなともさんに一番伺いたかったのは、ダーツが無いところに
ダーツを入れるのはどうしたらいいの!?っだったんですが...。
神のお答えは、無いところには入れなくていいんちゃう?ということでしたw
え、何それ。
ダーツ入れなくていいの?
以下、たなとも先生のお話。
そもそもカットソー(ニット)のトップスでは、布帛におけるダーツを使ったゆとりを
生地の伸びでカバーしている。
なので基本的な考え方として、カットソー(ニット)にはダーツは使わないことが多い。
え...Σ(゚Д゚;≡;゚д℃(゚д゚)エ?そうなの?
でもアネのカットソーとかよくダーツが入ってるけど...。(私)
それは、アネが既製服のパターンだから!
ダーツを入れるとその手間賃分で上代が上がるから!
ほほぅ...さすがプロのたなとも先生。
いきなりお金の話になって笑ってしまいましたw
大塚屋の入口のベンチで図解してもらって説明してもらって、目からウロコが流れ出たね。
私には何のことだかよく分かった図。
なんとなくの私の理解したお話。
◎胸が大きい人の場合、前身頃が不足するのでとにかく幅を出す。
◎幅を出す場合、肩から垂直に切り開くのが一番簡単だけど、肩幅も広くなる。
その服に対して肩幅が広い人はいいけど、肩幅が狭い人には使えない手段。
◎その次は、わ、で幅を出すこと。
でも、やはりわ、だけで操作できる分には限りがある。(バランスが崩れる)
後、襟があると襟の操作も必要ですね。
◎最終的には脇側で切り開いて出す。
ただし、ここで切り開くと、袖側も操作が必要。
◎袖幅がちょうどよかった時に、脇で切り開いて幅出しした時は、
袖ぐりの線を引き上げて調節する。
それでも間に合わない時は、ダーツを入れる。(写真1枚目の赤い線の話)
個人的に感じてる事は、胸が大きい人って二の腕も太いと思うんですよ。
豊胸したのか、天然巨乳か見分けるためには二の腕を見る、という話を聞いたことがあります。
胸の重みを支えるために、二の腕が太くなっていくんだという話でした。
ということは、胸が大きい人っていうのは、機械的グレーディングに収まらない範疇で
二の腕も太くなりやすいってことなんじゃないかと思うのよね。
私の知ってる巨乳さんは、みんな腕が太い!デフォじゃ腕が入らないって嘆いてる気がする。
もちろんそうじゃない人だっていると思うけど。
だから、バスト補正した時に、袖ぐり線を引き上げる方の補正をするんじゃなくて
袖側もちょっと幅を出す補正をした方がいいんじゃないかな、ってこと。
袖もね、平行に切り開くとすごいバッフバフになっちゃうから、
袖口に向けて、元のパターンに収束していくような形で(写真2枚目)。
まぁ、文字だけで書くとなんのことやら???ですよね。
しかし、私は散々試行錯誤した後に話を聞いたのですごく沁みこむ感じがしたんだw
感動を忘れないうちに書いておかねば。
でも、このあたりって、よく聞いてた話かなーとも思ったり。
巨乳向けに製図する時は、後ろ身頃と前身頃は分けて製図して合体させた方がよい、とか
小さいサイズから胸だけ出した方がいい感じになる(ジャケットのB修正のところ)とか
チラホラ聞いてた気がします。
その時は、補正なんてメンドクセ、シロートがやることじゃないし!ってスルーしてただけでw
改めて見ると、パターンメイキングメモ、素晴らしいですね。
前からフンフン、と読んでましたが、自分で手を動かした後だと(以下略
これから仕事も冬休みに入るので、バスト補正も色々やれたらいいなぁと思っています。
あわよくば、今年中にもう1回くらい更新できればいいんだけど!
皆様メリークリスマス!そしてよいお年を!
悪そうなお顔。
手前のシマシマは彼のお気に入りのおもちゃです( ̄ー ̄)ニヤリ
TDSで売ってるチャンドゥーの尻尾のストラップなんだけど、なぜかこれに夢中。
色合いがいいのかしらね...。 -
さて、その2です。
その1と同じ補正をして、アネのクリスティーナを縫ってみました。
横向きで撮ったのを、縦に回転させてるのでなんだか酔っちゃいそうな写真で申し訳ない...。
ほとんど、というか全パーツに補正入れてます。
もはや別物...?
クリスティーナは華奢でほそーいふゆこさんですら腕が細い!!!というくらい
本当に袖が細いので!!!袖も補正入れました...。
袖を8本切って、少しずつ放射状に開く。袖山もちょっとずつ広げてある。
前身頃は、その1と同じようにバスト補正を入れた後、袖山が広げてあるので
袖ぐりを1cm下に下げる。
後ろ身頃も同じようにしようかと思ったんだけど、縦に1cm切り開いて
袖ぐりが自然につながるように下げながら広げた。
だいぶ前のパターンで着丈が短いので+10cm。
試作なので、襟ぐりはそのままウーリースピンかませて、ロック二つ折り、ステッチ押さえ。
アラ、いいんじゃなーい?と思ったけど…。
まだシワが…orz
。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
泣きながらよーーーーく観察してみました。
腕を下げると、袖ぐりに胸の方の生地が入り込んでシワが入るみたい。
腕を上げるとシワが消える。
二の腕が太いから?胸が大きいから?どっちかよく分からないけど、
袖ぐりが腕の方に動きやすいんですよね、そういえば。
脇にピッチリはまりこんじゃってキツイというか。
ここでパンツの補正を思い出した。
パンツも、股間に布が引き込まれておまたにω状にシワが入るので、渡りで切り開いて
厚み分を確保することでシワがなくなった。
ということは、やはり脇部分を切り開いて、オッパイ部分の厚みも確保するべき。
ボケボケ写真だけど、後ろから。
袖ぐりから縦に切り開いて脇を出しているからか?胸が無いから?
引き込まれているシワがない。
試作して分かったこと:
バストダーツを入れて、オッパイ分の容量を確保するのはなかなか有効な手段ではあった。
しかし、私の場合、袖ぐりをもう少し広げた方がいい。
胴体が丸い欧米体形の場合は、身体の厚みを考慮した方が良い。
言葉にしにくいので図解で。
どうせ袖ぐりを広げる(いじる)のであれば、
こうやって初めから切り開いてオッパイ分を確保してからダーツを入れればいいんだよね?
その1でやった補正は、袖ぐりをいじらないためにああいう手順なんだから。
なんとなくつかめた気がする。
次はこれでやってみます。
ただねーこの方法だと、結局袖も補正することになるんだよね…。
ううううむ。
オッパイ問題は痩せてても太っててもつきまとう問題だから仕方ないですね(´・ω・`)
今度、大阪に行った時にたなとも大先生にご教授いただけたらな…と思っております。ハイ。 -
最近、着用の写真を撮った時に気になってるいることがありました…。
これですね、青丸で囲んであるバスト部分に横に入るシワ。
身体に服を合わせて補正して、シワのないつるつるの状態にしたとしても、
必ずしも服として美しい訳ではない(意訳)。
むかーし、MPLの丸山さんがそんな事をおっしゃっていたような。
なんとなくそれが頭にあって、巾を出すとか丈を詰める以外の補正には
あんまり乗り気じゃなかったんですね。もちろんめんどくさいし。
でも、さすがにこれは美しくないだろう、と。
しかも何を着てもこの状態になるので、体形的な問題なのだろう、と。
やっと重い腰を上げたんだ...!
そもそも、私は太っている。それは事実ですね。
でも太っていなくても、元々胸が大きいです。
いわゆる巨乳です。
太っても、同じペースで胸も大きくなるので、同じような体系の人と比べても
かなり胸は大きい方だと思います。
単純に、胸に合わせて拡大したのでは他がガバガバ。
ただ、トルソと同じピッチで太っているだけならA3プリンタを買って、
PDFパターンを拡大出力すればいいと思います。
大体3%ずつくらいのピッチらしいので、13号ベースに考えると
15号≒103%
17号≒103×1.03=106%
19号≒106×1.03=109%
って事ですね。
デブ的には、A3プリンタがあるとかなりはかどります。
補正が飛躍的に楽になるからねw
ただ、縦線が長い分、単純に拡大するとやたら丈が長くなるので注意しないといけないです。
後はポケット位置がやたら下に下がっちゃったりね(実話)。
適当に折り畳めばいいんだけど。
1か所でドカッと折り畳むとイマイチなので、面倒でも何か所か分散させるとよいです。
私は特に、専門的な勉強をしてきたわけではないので、まずは勉強から。
そもそもね、シワが入っているのが余っているのか足りないからなのかすらよく分からない。
胸の大きさから考えると足りないんだろうとは思うんだけど、
シワが入るのは余ってるからなのか?とか思い始めたり…。
そんな折、chikaちゃんの会の時にたまねぎ店長さんとちょっと話してみて、
やっぱり胸が足りないんだよ、足してダーツで補正するといいよとアドバイスしてもらって
本格的にやる気になった。
まずは美しい服作りのための型紙の補正を読んでみた。
同じシワの事例は出てなかったんだけど、最初の方に出ていた
「胸が高い場合」というのに相当するような…。
図解されてないけど、文字で袖ぐりから胸に向かってシワが出る、とあった。
だけど、どうも参考になるようなならないような。
次に思い出したのは、巨乳仲間のわかこさんの胸補正のブログエントリー。
ふんふん、と読みながら、そういえばcoletteのパターン本にも、
そういう記載があった!と思いだして読んでみた。
その通りにやってみたんだけど、分かるような、分からないような??
で、ダーツはどうすんの?みたいなw
ここまでやってとりあえず自分的に感じたことは、袖ぐりにダーツを入れると、
後々面倒だということ。
どこにダーツを入れても同じなら、楽な方が(・∀・)イイ! に決まってる。
という訳で、シワを消すために袖ぐりからバストトップに向かってダーツを入れる案はやめた。
直感的にはそうするのが良さそうだったんだけど、素人は袖ぐりをいじりたくないのだ。
結局、一番分かりやすかったのは妊婦さん向けのパターンショップの解説ブログ。
英語がダメでも写真だけで、かなり分かりやすい。
ページごとgoogle翻訳にかけとけばなお良し。
パターンを体に当てて、大体のバストトップ位置の印を付けておく。(赤い点)
赤い点から裾方向と脇方向に垂直線、袖ぐりに適当に決めた点Aに向かって補助線を引く。(青い線)
点Aはホントはちゃんとした求め方があるけど、大変そうだったので適当に決めた(オイ
オッパイの分、適当に広げる。(この場合、裾方向の垂直線同志を2cmとした)
裾方向の垂直線同志を並行に広げると、反動で袖ぐり線が上に上がる。
また脇方向の垂直線も上に上がり、ダーツ分が開く。(緑の線)
(ここまで、わかこさんのブログの方がよっぽど懇切丁寧に解説してくださってるので
そっちを参考にして下さった方が分かりやすいです。同じことですから)
この時点でまだ、ダーツをどうとればいいのかまだ悩んでたw
青と緑を2分割して折ってダーツにすればいいのか…?(写真の半分のダーツ量になる)
いや、ここは冒険するべきか??と心を決めて、緑の線をダーツの中央線にすることにした。
もちろん自分で勝手に。
下に紙を貼っておいて、ダーツを出来上がり通りに折り、オレンジの線を求める。
で、鋏で縫い代線どおりに切ると、見慣れたダーツが出来上がった。
おぉ、いい感じ。
下がった脇側の裾線に合わせて、中央側の裾線も下げる。
念のため、脇線の長さを測って、後ろ身頃の脇線の長さと比べると、
ダーツを入れた前身頃側が短くなっていたので、後ろ身頃と合わせておいた。
補足:
この胸ダーツをつぶして、袖ぐり方向を開くと(バストポイントから袖ぐりに向かって引いた青い線)
袖ぐりにダーツを移動できるんだろうけど、やっぱり素人的に袖ぐりはいじりたくな(以下略
なのでこれでいいことにした。いいんだよ。多分。
色々、資料探したり、自分でごちゃごちゃパターンを出力しては切り貼って、
ああでもないこうでもない、と書いて切って捨てて、でここまで来るのに何日か。
PDFのありがたみをここまで感じたこともなかったw
本当にありがたいね!PDF!!!
手を動かしながら考えていたせいか、もう1型、アネのクリスティーナのバスト補正を入れたんだけど
次は15分で出来上がった。
袖も大分補正して、全部で30分くらいだったかな。
アホなので、自分で納得できるまで実際にやってみないと頭に入らないんだよね(;´Д`)
でも、これはやった方がよかった試行錯誤だった。
肝心の、補正して縫い終わった後のはちょっと長くなったので別のエントリーで。
オッパイ大きくない人には何の参考にもならないエントリーでごめんなさいね。